英語を学ぶために思いつく方法としてイメージしやすいのが留学じゃないでしょうか?
実際、僕もフィリピン留学6ヶ月行って英会話できるようになりました。
高品質な英語学習をマンツーマンでレッスンできるため非常にコストパフォーマンスが良い選択肢です。
しかし、最近ではオンライン英会話というさらにコストが低い選択肢も選ぶことができます。
僕の経験からフィリピン留学のメリットと得られるモノについてを伝えたいと思います。
両者は似たところがありますが、実際には対極的と言えるかもしれません。
オンライン英会話との違いについて知ってみてはどうでしょうか?
短期間で英語が習得できる
留学最大のメリットは「英語にかける学習時間を凝縮することで、短期間で英語を習得できる」ことです。
留学したからと言って英語の勉強時間が減るわけではありません。
ですが、ギュギュっと短い期間に凝縮できるのです。
英語学習は何年もダラダラと続けるよりも
「ある一定の所まで短期間に覚え、理解して行く」詰め込む形が効率的です。
人は短時間で忘れる生き物
残念ながら人間はバカみたいに忘れる生き物です。
エビングハウスの研究結果によると、人間の記憶は図のように短い時間でどんどん失われます。
驚くことにわずか20分で40%ほど忘れます。
9時間後には64%忘れてしまう。
長期記憶に変えることが大切
恐ろしい忘却率の私たちですが、それを補う能力が備わっています。
それは長期記憶です。
名前の通り一度刻み込んだら簡単に忘れない記憶領域です。
人間は復習を繰り返すことで長期記憶に刷り込むことができる特性を持ちます。
覚え直すことで回を追うごとに忘れる量が減っていきどんどん忘れにくくなるわけです。
約7回必要と言われいるので、短期間に7回英語を活用すれば最も効率的です。
24時間後の記憶保持率33%程度
例えば、オンライン英会話(毎日:1レッスン)の場合
翌日の同じ時間には7割近く忘れています。
少しでも長期記憶に書き込めるように、すぐに復習することが非常に重要ですね。
その点、留学は休憩をはさむとすぐに次の授業を行います。
科目が変わっても英語で文法・スピーキング・リーディングなど様々な形で覚えたことを常に使います。
理解度は早く深まるし、何度も刷り込むので記憶にしっかりと刻まれます。
英語学習だけに集中できる環境
フィリピン留学すると日本での用事はすべてなくなります。
友人との約束やお誘い、今までの習慣など空白になる時間がたくさん増えます。
さらに、フィリピンの良さのひとつに娯楽が少ないこともメリットと言える。
やることはレッスンの復習くらい。
暇だから勉強するのである。
スマホに取られる時間も激減する。
そのため、ユーチューブなどの動画、マンガ等をまともに見ることができない。
留学は英語だけに専念できる
オンライン英会話と比べ留学中の期間は英語学習にほとんどの時間を傾けることができる。
結果、短時間で英語力が劇的にアップする結果につながる。
1日のレッスン数が多い
僕の場合、留学したとき学校では平日、1日6コマ学習しました。
これが通常くらいでさらに多い学校もあるでしょう。
どこも一日中英語の教科だけを勉強することになります。
オンライン英会話を利用して自宅でも可能ですが、実際に継続することはかなり難しいでしょう。
1レッスン50分
フィリピン留学の場合はマンツーマンレッスンが50分です。
50分は決して長くはありません。
集中しているとあっという間に感じ、少し短くすら感じるほどです。
高い集中力を保ったまま50分学習できているということです。
対して、オンライン英会話では25分レッスンが一般的です。
子供のうちは集中力が短いで25分くらいが最適です。
中高校生以上になってくると集中して乗ってきたところで終わってしまうのでもったいなく感じます。
50分レッスンの方が学習効率的は良いと言えますが、50分レッスンが受けられるオンライン英会話は少なく、選択肢は限られます。
自分の成長が把握できる
オンライン英会話で講師と話せるようになったとしてもこう思う時が来ます。
- 講師だから自分の英語が通じるのでは?
- 講師の英語だから聞き取れるのでは?
留学の魅力は即実践で英語が使える環境でしょう。
遊びや買い物に行ったりすると学校の外で英語が必要となります。
リアルな英語が聞ける・話せる
ファストフードやスタバ、スーパーマーケットなどあらゆる場面で生の英語で練習できる。
訛っている人、滑舌が悪い人、声が小さい人、子供など様々なな人と出会う。
外出することで結果、休日も勉強することになります。
ぶつかる壁
例えば、最初はファストフードの注文あたりだろう。
海外ではスマイルゼロで不愛想なの店員とのやり取りをすることになる。
聞き取れなかったり、知らない単語、崩れた文法を耳にする。
自分の現在の実力を簡単に知ることができる。
うまくいけば自信につながる。
つまずけばそのあと強く勉強する意思が生まれる。
こういったヤル気の大きな変化は留学ならではの魅力と言える。
勉強したくなる
「留学までする人」と言うのはそもそも学習意欲が高い。
僕は寮で4人部屋でしたが、ルームメイトは常に机に向かっていました。
そのため良い意味で流れから部屋では自然に勉強するようになりました。
自習室などもありましたが、やはりみな長時間勉強していました。
非常に感化されて、勉強しなきゃいけないな感が沸き上がります。
僕は留学中が人生で最も勉強したと思います。
自発的に勉強したくなるが留学のメリットです。
自分を見直す機会になる
留学はあらゆる環境が激変する。
- 生活スタイル
- 習慣
- 接する人間関係
オンライン英会話では得られない短くて濃い時間となる。
その結果、英語学習以外の様々な成長が得られる
強くなる
心身ともに良いストレスを受けることになり、1人になる時間はほどんどなく、たくさんの人と話すことになるだろう。
そのため人と接することに強くなる。
将来を考える
多くの人と留学後どうするのか?という話題に必ずなる。
多くの人がコレからについて深く考えるだろう。
様々な人から刺激を受け、将来を考えたり、自分は何ができるのか?
知らなかった進路を知ることもある。
また、自分の不得意や嫌いなことに気付いたりすることもある。
友人ができる
語学留学の副産物として近い嗜好の友人ができることです。
英語を学びたいと思って留学までする人はほとんどが
「海外に興味を持ってるタイプ」です。
自分と同じタイプや価値観の人間が集まるので、友達になる可能性が高い。
僕も帰国後、数年立っていますが今でも連絡を取り合い集まったりします。
英語よりも友人が得られる方が価値が大きいかもしれません。
知らない知識が得られる
普段は出会えない将来像を持つ人が多い。
目指したい職業、やりたいこと、行きたい国など多くのことを知ることができます。
ワーホリ仲間が見つかる
留学生の半分くらいはオーストラリアにワーキングホリデーに行きます。
同じ地域に一緒に行ったり、オーストラリアでのルームメイトになるかもしれません。
フィリピンからだと近いので飛行機代が節約できるし、英語のスキルを落とすことなくワーキングホリデーに行くことができるなどメリットがあります。
講師と親友になるかも
講師とすごく仲良くなって休日も一緒に遊んだり、家に泊まりに行ったりする人もいます。
そういった場合、生の英語を使いまくるのでかなり伸びます。
こればかりは出会いに期待するしかありませんが魅力のひとつです。
学校が講師との交流を禁止している場合
起こり得ません
フィリピン留学はこういった部分はゆるいので結構あり得ます。
世界を知ることができる
海外の文化や習慣に触れることで、語学以上に得るものは大きい。
宗教や食文化、常識や価値観の違いなど多種多様な刺激を受けることになる。
今後の人生への影響を受ける人は多くいるだろう。
また、日本の良い面や悪い面も客観的に見れる視点が身に着く。
フィリピン留学と
オンライン英会話の共通点
下記の部分についてはオンライン英会話でも得られるメリットになっている。
十分に魅力的である。
マンツーマンレッスン
生徒と講師1対1でレッスンを行う授業スタイル。
「自分の理解度に合わせて学習が進んでいく」
「わからないからない部分を誤魔化すことはできない」
といったメリットがあります。
多人数で授業をするよりも確実に高品質な学習ができます。
当たり前ですがレッスンは絶えず自分のレベルにあった学習ができる。
英語脳が手に入る
英語を話せるようになるために絶対必要なのが英語脳です。
簡単に言うと「脳内で日本語に変換しないこと」なんですが、日本人がぶつかる壁のひとつ。
英語脳を手にすることはオンライン英会話でも留学でも可能です。
しかし、絶対身に着くかは本人次第である。
英語で会話をしようとたくさん英語を聞いたり、話したりをたくさん繰り返して脳にある程度の負荷を与える必要がある。
物量を考えると留学の方が有効であるとは思う。
まとめ
僕の経験からオンライン英会話では得られない留学のメリットについて書き出してみました。
当時の僕はオンライン英会話の存在を知らなかったので選択肢にありませんでした。
オンライン英会話は費用が非常に安く、手軽に始められる。
そのうえ、生活環境を変える必要がありません。
留学に向いていない人と言うのも一定数いるでしょう。
留学のような英語以外の特典はつきませんが、オンライン英会話はかなりオススメだと言えます。