子供の英語教育が進むなか、保護者である親も少しくらいは英語を知っている必要があるんじゃないでしょうか。
ちょっとした単語や物の名前など、私たちだって教えられることはたくさんある。
だが、そんな知識が間違っていては意味がない!

世界の国の名前を英語で言えるようになりましょう。
知っておけば、子供に聞かれたときにちゃんと答えることができます。
世界各国の国名

イタリア・イギリス・アメリカ・フランス
私たちが当たり前だと思っている世界各国の国名のほとんどは日本語名が付いています。
コレってあだ名をつけているようなもので、多くはその国の人には通じません。
原因の一つとしては鎖国が開け当時の日本がポルトガルとの国交が盛んであったこと。
ポルトガル語での国名がそのまま未だに続いていたりします。
今回はヨーロッパ編
ヨーロッパの国名【英語】

私たちの知っている国名と
英語の国名が異なる国を挙げてみました。
ドイツ:Germany

国名 | Germany (ジャーマニー) |
ドイツ人 | German (ジャーマン) |
ドイツ語では国名を
Deutschland(ドイチュランド)
ドイツ人をDeutsch(ドイチ)
日本でのドイツという呼び方はここから来ているようですね。
男性も女性も背が高くて、しっかりとした体つき。
美男美女を簡単に見つけることができる。
公用語
ドイツ語が公用語
国内でのほとんどの表記はドイツ語。
ドイツ語が読めないと切符を買うのも苦労する。
ドイツと英語
英語は観光客が行きそうなところなら通じる。
年配の人に英語は通じないが、若い人なら大体英語が話せる。
オランダ:Netherlands

国名 | Netherlands (ネザランズ) |
オランダ人 | Dutch (ダッチ) |
Kingdom of the Netherlands
正式名称はネーデルランド王国
九州程度の面積しかない小さな国。
かつての宣教師時代に栄えた「Holland」という州の名前が由来となっています。
ポルトガル語読みで「Hollanda」オランダから日本でオランダと呼ばれている。
公用語
公用語はオランダ語
オランダ語はドイツ語と似ていて、文法も英語と近いものがある。
多くの人が複数の言語を話すことができる。
オランダと英語
英語は公用語ではないにもかかわらず、母国語を英語としない国の中では英語力が世界一である。
英語教育はとても盛んだと言える。
ベルギー:Belgium

国名 | Belgium (ベルジャム) |
ベルギー人 | Belgian (ベルジャン) |
Kingdom of Belgium
正式名称ではベルギー王国。
カタカナだとベルジャム。
ベルギーワッフルやチョコレートが有名だが、九州と同じくらいの面積なので割と小さい国。
公用語
周りを様々な国に囲まれていることもあって公用語は3種類。
- 北部:オランダ語
- 南部:フランス語
- 北東部:ドイツ語
ベルギー人が3種類すべて話せるわけではなく、地域ごとに使用言語が異なる。
ベルギーと英語
英語については第二言語のひとつという位置づけになる。
13歳から英語教育が始まる。
日本でいうと中1からであるが、ほとんどの人が英語が話せるようになる。
環境なのか教育なのか?羨ましいことです。
ちなみに、田舎の方や年配の人は英語が通じないこともある。
スイス:Switzerland

国名 | Switzerland (スウィッツァランド) |
スイス人 | Swiss (スイス) |
国名だけ覚えておけば大丈夫ですね!
公用語
4つの言語が地域ごとに使われている
- ドイツ語:約60%
- フランス語:約20%
- イタリア語:約10%
- ロマンシュ語:0.5%
思ったよりもドイツ語重視。
ドイツと英語
英語は若い人や観光地などは通じる。
こんなに多くの言語が交わるのに日本人よりも英語が堪能と言える。
イタリア:Itary

国名 | Italy (イタリー) |
イタリア人 | Italian |
とても陽気な国民性のイタリア。
国名はイタリーである。
公用語
公用語はイタリア語。
観光地ならほとんど英語が通じるので不便はしない。
観光に関わらないイタリア人の場合、若くてもそれほど英語が得意というわけではない。
イギリス:The UK

国名 | The UK |
イギリス人 | British |
The United Kingdom of Britain and Northern lreland
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国が正式名称です。
出身国を聞いた時多くは、
- The UK
- ユナイテッドキングダム
と答えてくれます。
イギリスの語源
ポルトガル語でイングランドを「イングレス」が語源と言われいます。
国の人の呼び方
4つの国の連合体がイギリスなのだ。
それぞれの国の人は自国に誇りとこだわりがあり、出身国を間違うと失礼にあたりしっかり指摘される。
- イングランド人
English(イングリッシュ) - スコットランド人
Scottish(スコティッシュ) - ウェールズ人
Welsh(ウェルシュ) - 北アイルランド人
northern irish(ノーザンアイリッシュ)
どこ出身かわからないときやイギリス人全体を言う場合
「British person」を使おう。
公用語
英語が公用語ではあるが、各地域の言葉も公用語となっている。
- アイルランド語
- ウェールズ語
- スコットランド語
- コーンウォール語
聞いてみても全く英語ではない。
イギリスの英語=ブリティッシュイングリッシュです。
日本人が勉強しているのはアメリカ英語です。
僕は初めてイギリス人と話した時
聞き取れなくてワキから冷たい汗が流れ、適当に誤魔化した覚えがあります。
アメリカ人でもときどきわからない時があると言っていました。
発音だけでなく単語も異なるからです。
ラブリーが口癖!だと僕は思っています。
ポルトガル:Portugal

国名 | Portugal (ポーチェゴ) |
ポルトガル人 | Portuguese (ポーチェギース) |
ローマ字読みでそのままポルトガルになったようだ。
英語の発音だと異なるので覚えておきたい。
ゆえにポルトガルと言っても日本人以外に通じない。
公用語
スペインが隣国ですが公用語はポルトガル語です。
どうやらスペイン語とポルトガル語は非常に似ていているので不便はないらしい。
ポルトガルと英語
ポルトガル人の英語力は高いに分類されている。
若い人なら基礎英語は学校で習得できている。
年配の人は英語は話せない場合が多い。
ブルガリア:Bulgaria

国名 | Bulgaria (ボーギャリア) |
ブルガリア人 | Bulgarian (ボーギャリアン) |
ブルガリアヨーグルトでお馴染の国。
日本人得意のローマ字読みしてしまっているようです。
ブルガリアで覚えてしまうとボーギャリアなんて国知らないな。と言ってしまいますね。
公用語
公用語はブルガリア語
他にもロシア語やドイツ語、トルコ語などが使われる。
ブルガリアと英語
英語は大都市なら通じる。
その他では若い人なら英語ができるかも。という感じ。
ギリシャ:Greece

国名 | Greece (グリース) |
ギリシア人 | Greek (グリーク) |
海をはさんでイタリアとトルコの間に位置する。
いくつもの島国があり古代遺跡が観光として有名。
ポルトガル語でのGrecia(ゲレシア)が由来と思われ、ギリシャに変化した。
やはりポルトガル語が影響しているようだ。
公用語
公用語はギリシャ語
観光業が盛んなので観光地では英語が通じる。
ギリシャの英語力は高いと評価されており、小学1年生から英語を学ぶので若い人なら英語が通じる。
すべての人が英語が堪能なわけではなく、田舎の方や年配の方には英語が通じない可能性がある。
ウクライナ:Ukraine

国名 | Ukraine (ユークレイン) |
ブルガリア人 | Ukrainian (ユークレニアン) |
ロシアの侵攻が続くウクライナ。
東欧の国で黒海の北側に位置する。
国名はユ―クレインと読む。
「和名:ウクライナ」では日本人にしか通じない。
非常に魅力的な国
国土の6割ほどが黒土に覆われている。
黒土は非常に栄養たっぷりで農作物に適した土壌と言える。
そのため国土の7割が穀倉地帯で輸出が盛んなのだ。
さらに小さな国のひとつかと思っていたが、面積は日本の1.6倍もある。
食糧生産において世界に影響を与えるほどの量を生み出している。
さらに、石炭、石油、鉄鉱石が産出できるなどで資源も豊富な国なのだ。
公用語
公用語はウクライナ語。
第二言語としてロシア語が使われている。
ウクライナと英語
レストラン、ホテル、観光地以外は英語はほとんど通じない。
世界一美女が多い国と言われているが、英語では仲良くなれそうにないようだ。
トルコ共和国:Tukey

国名 | Tukey (トァーキー) |
トルコ人 | Turkish (トァーキッシュ) |
国民のほとんどがイスラム教徒でモスクやカッパドキアなど観光資源が豊富。
トルコと言う日本語名の語源は
ポルトガル語で【turco:トルコ】
「トルコ人・トルコの」の意味。
日本と比較すると
- 面積は2倍
- 人口は日本の60%くらい
公用語
公用語はトルコ語
多民族国家なのでクルド語・アラビア語なども使われている。
観光業が盛んなので都市部では英語が通じるし、表記も英語なので読むことができる。
トルコと英語
観光地以外だと英語が通じないと思っていい。
英語教育はあるが、数多くある第二言語のひとつとされている。
英語力は日本と変わらないくらいと言われている。
特徴としてはすごく親日国
日本語で話しかけられることもあり、結構グイグイくるいイメージである。
日本人だとよってくるし、いろいろサービスされることもある。
英語がカタコトでも日本語と組み合わせれば切り抜けられるかもしれない。