QQキッズのカランメソッド【Callan for kids】内容と特徴

QQイングリッシュのカランメソッドを子供向けに改良したものが

カラン for キッズ（Callan for kids）

内容や特徴はどういったものになっているのでしょうか？

詳しく調べてみました。

カラン for キッズ
（Callan for kids）

対象：小学生～中学生

受講するためには最低限の英語の読み書き程度ができるレベルが必要です。

QQキッズのカランメソッドは大人用とは異なり

• 子供が良く使う表現
• 簡単な単語

子供向けの構成となっています。

カリキュラムの内容

6ステージで構成されており、2,049単語を学習する。

カランメソッドは通常、楽しいと言えるタイプの学習法ではありませんが、そこは子供用に改良されています。

途中にゲームやクイズといったアクティビティを挟んであります。

スピードよりも楽しく勉強ができることを優先しています。

ポイント加算プログラム

一部のカリキュラムについては別途ポイントが必要となる。

このカリキュラムも該当する。

受講するためには講師ポイントに

さらに＋25ポイント必要となる。

50P講師の場合

1レッスン＝75P必要

若干割高になってしまうがそれなりの効果は期待できる。

教材費

カランforキッズはテキストが必須のカリキュラムです。

１冊2,400円の教材費が必要となります。

オリジナルテキストは紙の教科書です。

電子書籍版はありません。

カリキュラムは英語力に関わらず、とりあえずBook1からスタートします。

ステージ６まであるので最終的に６冊購入することになります。

カランメソッドとは？

通常のレッスンとは大きく異なるのがカランメソッドの特徴だ。

カランメソッドとはどういったものなのか？

レッスンスタイル

講師：高速で質問

生徒：反射的に回答

• 講師は素早く質問を２回読み上げる
• 回答も1回言う
• 生徒は素早く回答を真似して言う

レッスンはかなり高速で進行します。

生徒に日本語で考える時間・質問の時間を与えない。

とにかく集中して反射的に回答できるようにひたすら繰り返す。

学習時間が短縮できる

上記のように高速でレッスンを回すので通常の４倍の速度で英語が学習できると言われています。

イギリス発祥の学習法で英語脳を作ることができる学習法のひとつです。

英語脳とは

英語を直接理解し返答できるようになるのが英語脳と言われる状態です。

英語で聞く⇒英語で理解⇒英語で返答

日本人は基礎教育で英語の文法を知っていても

「何も言えずにモゴモゴする」人が大多数です。

要因のひとつに脳内での処理方法に問題があります。

英語⇒日本語に翻訳して理解
⇒英語で返答

僕の周りでも聞いてみるとこのような思考の人が多いです。

日本の教育による原因ですが、一度日本語に戻して理解するのは非効率です。

そのため会話するうえでの処理速度が遅すぎます。

英語脳はいずれは会得する必要がある

僕も英語脳を習得しましたが、ハッキリ言って必須の能力です。

実際の会話では1対1ばかりではなく、複数の人と同時に話すこともあるでしょう。

そういったときに処理速度が遅いと会話について行くことはできません。

向いていない子供

カランメソッドに向いていない子供、もしくはまだ早い場合があります。

英語初心者

質問に返答するレッスンです。

質問の意味を理解できるだけの英語力は必要。

飽きっぽい性格

レッスン中はとにかく繰り返し。

考える間もないほど繰り返し。

コレを苦痛と感じるタイプの性格だと続けられない。

嫌いだと言いだしたら継続は難しい。

英語脳を持っている

カランメソッドは英語脳を作るための学習法

帰国子女だとすでに英語脳なのでやる意味がない。

実際のレッスンの様子

カランメソッドはかなり特殊な学習法

動画を見ることで色々と思うことがあると思います。

カランレッスンの特徴

カランメソッドの特徴的な部分ですね。

省略形を使う

例えば教科書の勉強では「It is ○○○○」という部分

会話では「It’s＝イッツ」と言いますよね。

カランメソッドでは実際の会話で使われるような短縮した言葉を使います。

早くても回答はしっかり

質問に対して回答はイエス・ノーではなくしっかりと文章で返答する。

返答も質問と同じ文法構成で返す必要がある。

すぐに修正

間違った文章、間違った発音はその場ですぐに指摘されて直される。

そのため間違ったまま進むことはないのだ。

レッスン構成

カランforキッズは主に４つの構成になっています。

英語力の成長と共に高度になっていく。

前回の復習：リビジョン

レッスンの最初は前回の復習からスタート

前回習った表現を使ったカランメソッドを行う。

新しい単語と文法：ニューワーク

講師が新しい単語を読み上げる。

新単語を使ったカランメソッドが行われる。

読む：リーディング

ある程度レッスンをこなしてくると始まる読む勉強。

画面上のテキストを音読する。

英語の発音や単語の間違いなど、講師が訂正して正しく読めるようになります。

書き取り：ディクテーション

講師が話す英語を聞き取って、チャット画面を使って入力する。

ちゃんと英語が聞き取とることも大切だが、スペルや文法などもちゃんと入力できる必要がある。

まとめ

カランメソッドのレッスンは楽しさがあるようなレッスンではないので、大人なら確実に苦痛を感じるタイプの学習法です。

ですがカランメソッドは非常に効果もあるし、やった方が良いことは間違いありません。

子供が受講するなら小学生高学年くらいからがおすすめです。

聞く、返答するをひたすら素早く繰り返すので、やはり集中力が続く年齢が向いていると言えるかもしれません。

カランメソッドで身に着く力

カランforキッズを受講すると強化される力です。

スピーキング

スピーキングが中心のレッスンです。

「対話と質問、答える」何度も繰り返して練習する学習法

英語に対する瞬発力、基礎力の向上につながります。

発音が良くなる

特に発声についてはしっかりと教えるスタイル。

間違えると即修正され、正しい発音を教えてもらいます。

文法の理解が深まる

文法についても正しい文章を求められる。

また、文法によるガチガチの英語ではなく、自然な英語表現による文法をちゃんと学習できる。

聞き取る力

カランメソッドでは早い速度で質問と生徒の回答が繰り返されます。

英語を聞き取る力が身につきます。